エッジAIボックス
WH-BOX500 エッジAIボックス
リアルタイムAI画像解析で“場所を賢く”するエッジコンピューティングデバイス
WH-BOX500はRV1126+2.0 TOPS NPUを搭載した小型エッジAIボックス。2K H.264/H.265対応・−10〜70 ℃動作でトイレ混雑可視化や人数カウントなど各種AI画像解析を低遅延・高セキュリティに実現します。
製品概要
WH-BOX500 は、RV1126 クアッドコア SoC と 2.0 TOPS(約 2.0TOPS)NPU を搭載した 小型AIボックス です。2K H.264/H.265 30 fps の映像をそのままエッジ側で推論できる AI画像解析デバイス として、クラウド転送を最小化する エッジコンピューティング (Edge AI) により低遅延・高セキュリティを実現します。−10 ℃〜+70 ℃の広温度範囲と手のひらサイズの筐体で、工場や店舗、公共施設など多様な現場に後付け導入が可能です。
製品特徴
高性能 Edge AI 推論
RV1126 + 2.0 TOPS NPU が 1 秒間に約 2 兆回の演算を行い、リアルタイム人数カウント や物体検出をスムーズに実行します。
2K 入力 & 低遅延処理
2K ストリームでも 30 fps 解析を維持し、映像品質を損なわず推論できます。
IP カメラ 2 台同時接続
PoE 対応カメラを 2 チャネル接続し、広域を一括監視可能。
堅牢・省電力設計
W104 × H110 × D33 mm / 310 g、DC 12 V 駆動で既存設備に簡単増設。
広温度範囲 (−10 ℃〜+70 ℃)
屋外設備や高温環境でも安定稼働。
代表的な活用シーン
トイレ混雑可視化
AI カメラで個室の使用状況を検知し、館内サイネージに満空情報をリアルタイム表示します。
フードコートや会議室のリアルタイム人数カウント
高精度カウントでピーク時間を可視化し、スタッフ配置を最適化。
工場ライン安全監視
エッジコンピューティングによりネットワーク負荷を抑えながら、人や物体の進入検知を低遅延で実行。
商品仕様
型式 | WH-BOX500 |
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定格電圧 | DC12V±0.5% 2A |
電源 | ACアダプター(AC100V)(付属品) |
CPU | RV1126 |
コア | クアッドコアCortex-A7、クロック周波数1.5GHz |
NPU | 2.0Tops、INT8/INT16対応 |
OS | Linux |
メモリ | 1G |
ストレージ | 8G |
HDMI出力 | フルHD@60Hz |
表示 | 横表示・縦表示 |
USB | USB×2個 |
イーサネット | 100Mbpsイーサネットポート1ポート |
使用環境温度 | −10℃~+70℃ |
保存環境温度 | −10℃~+70℃ |
使用環境湿度 | 20~80%(結露しないこと) |
外形寸法 | W104×H110×D33mm |
重量 | 310g |
付属品 | アンテナ、ACアダプター |